ボードゲームアリーナで遊ぶ: ヤッツィー(Yahtzee)

ダイスゲームのヤッツィー(Yahtzee)をプレイ。

  • プレイ人数: 2〜5人
  • プレイ時間: 10〜20分 程度

boardgamearena.com

ルール

5つのサイコロを振り、組み合わせを作って点数を入れていく。最終的に総合点が高いプレイヤーが勝ち。

サイコロは2回振り直しができ、いくつかのダイスを選んで振り直す。つまり、良い出目は固定して振り直しができる。1回目では振り直さなかったダイスを、2回目でやっぱり振り直すというのも可能。

組み合わせは以下の13個*1のうちのいずれかを選ぶ。条件が設定されている場合は、満たしていないと0点で計上される。どれか1つは確実に選ばないといけないため、仕方のない場合にどの役を捨てるかを決めるのもポイント。

役名 条件と点数
(1) 1の目 1の目の個数×1 点
(2) 2の目 2の目の個数×1 点
(3) 3の目 3の目の個数×1 点
(4) 4の目 4の目の個数×1 点
(5) 5の目 5の目の個数×1 点
(6) 6の目 6の目の個数×1 点
(ボーナス) (1〜6の目 の合計点が63点を超えた場合のみ)35点
(7) 3カード (同じ数字の目が3つ以上ある場合のみ)
出た目の合計 点
(8) 4カード (同じ数字の目が4つ以上ある場合のみ)
出た目の合計 点
(9) フルハウス 25点
(10) 小さいストレート 30点
(11) 大きいストレート 40点
(12) ヤッツィー (同じ数字の目が5つある場合のみ)50点
(13) チャンス 出た目の合計 点

ルールはこれだけ。正直、ルールを読まなくても画面上のサイコロとボードの表示を見ればなんとなく目的が分かる。とにかく良い役を狙ってサイコロを振って揃えていくゲーム。

感想

フリーでマッチングすると高確率で2人プレイになるのでサクサク遊べる。これまでの戦績としては10戦5勝なので、3人プレイがあったのを考慮すると単純な運よりは少し勝てているか...?という感じ。

暴論ではあるが、ヤッツィーが出せたら勝てる。

確率が低いので仕方ないが、配点が50点と他の役に比べてかなり大きいので取れただけで確実に有利になれる。

とは言え、ヤッツィーをただ狙うだけでは完全に運ゲーになってしまうので、基本的には以下の2つを優先して戦うと勝率が上がるのではないかと考えてプレイした。

  1. どれか2つの目が揃っている場合は、「1〜6の目」を狙う。既に埋まっているのであれば「3カード」「4カード」「フルハウス」あたりを狙う。
  2. 連番が3つ入っていたら「大きいストレート」「小さいストレート」を狙う。

ボーナスの「(1〜6の目 の合計点が63点を超えた場合のみ)35点」というのが大きい。63点の達成は思ったより難しく、63=(1+2+3+4+5+6)*3 であることから、全ての目で3カードを出さないといけない計算になる。なので、ゾロ目の役よりも「1〜6の目」から優先して埋めていくと、ボーナス35点の確実性が上がる。

同様に2番目に配点が「大きいストレート」もできるだけ捨て内容に狙う。最初から「小さいストレート」が揃っているパターンも多いので、そのタイミングで狙っていくと確実性が上がる。

...という戦略を立ててプレイしてみたものの、ヤッツィーが出れば勝てるし、出されると投了したくなるレベルでほぼ確実に負けるので、勝率があまり安定しなさそう。もう少し期待値を計算しながらプレイングしたほうがいいかも、と思いもしたが、ある程度楽しい運ゲーとしてプレイしたほうがよさそうなゲームに感じた。

*1:ボードゲームアリーナでは、得点形式が「ヤッツィー」と「ヤムス」から選べる。ここでは基本的な「ヤッツィー」の役一覧を載せている。