駅メモ!には配線となった路線のデータが複数存在しており、駅のあった地点でのアクセスが可能になっている。今回は兵庫県内の三木線をバスで攻略したのでルートと道中の様子を紹介する。
おことわり
本記事は路線バス車内からの全駅アクセスを目的としており、全駅跡地点の訪問はしていません。
また、本記事の情報は訪問日の2025年3月16日時点でのものであり、バス路線の時刻および料金、駅メモ!のゲーム内での仕様は改定される可能性がありますことをあらかじめご了承ください。
今回のルート
三木線は厄神駅と三木駅を結んでいた路線であり、現在は同様のルートを通るバスが存在するためそちらに乗車してアクセスしていく。
バスルート(青線)と廃駅跡の位置(ピン)とは以下のような関係にある。ほぼ廃線跡を沿う形で進んでいくため、全駅バス車内からアクセス可能である。同名のバス停が存在しているものとそうでないものが存在しているため、位置情報を確認しつつチェックインするのが確実と思われる。具体的に、以下に同名のバス停がなかった廃駅と、チェックイン可能だった位置を記しておく。
- 国包 → 国包西 バス停と 国包東 バス停の中間あたり
- 宗佐 → 国包東 バス停と 宗佐中 バス停の中間あたり
- 別所 → 東這田 バス停付近

厄神駅前〜三木鉄道記念公園前
厄神駅前のバス停からスタート。神姫バスの三木営業所行きに乗車する。厄神駅に到着したのは発車の20分以上前であったが、奥の方に止まっていた小型バスがこれから乗車するバスである。

バス停のある広場の案内地図には「三木鉄道」の表記が残されていた。廃線になったのは2008年なので、それ以前から設置されているものなのであろう。

バスの本数は加古川線に比べて限られており、特に土休日は平日に比べて本数が減るため事前の調査は必須である。

12:00に発車。厄神駅前から乗車したのは私のみであった。交通系ICカードが利用できたため、モバイルSuicaで乗車した。

道中は基本的に農地や住宅などが広がる平地であり、電波状況としては問題なし。進行方向右側の座席に乗車したため少々遠くになってしまったが、進行方向左側には廃線跡を整備したような道を確認することができる。

15分ほど乗車して、三木鉄道記念公園バス停で下車。途中での乗客はおらず、降りるまで貸切状態であった。
三木鉄道記念公園周辺

三木駅の駅舎は「三木鉄道ふれあい館」になっており、周囲はバス停の名前通り「三木鉄道記念公園」として整備されていた。
廃線跡は「別所ゆめ街道」として遊歩道およびサイクリングロードとして整備されている。全長4.8kmで、三木駅跡から下石野駅跡まで続いており、天気が良ければ歩いてチェックインすることも可能そうであった。

(おまけ)三木鉄道記念公園〜(神戸電鉄)三木駅
神戸電鉄の三木駅とは1kmほど離れている*1。先ほどのバスに乗車し続けていれば神鉄三木駅[福有橋]バス停で降りることもできるが、せっかくなので歩いてみる。

道中で美嚢川を渡る。海老や亀を模したベンチのようなモニュメントのようなものが設置されていたが、野生のものが生息している?というわけではなさそうである。

出発してから15分程度で到着した。帰りはここから新開地方面の電車に乗車した。

今回のルートまとめ
バスルートで三木線を攻略した。所要時間及び費用としては以下の通り。
- 厄神駅前〜三木交通記念公園
- 時間: 12:00~12:15(15分)
- 料金: ¥300
なお、今回のバス路線は「三木営業所行き」であり途中で神戸電鉄の三木駅バス停を通るため、交通記念公園で途中下車する必要がなければそのまま乗車してしまうのが楽ではある。 また、いずれの情報も2025年3月16日現在のもののため、事前に時刻を調べていくのを推奨する。
参考サイト
- 神姫バス WEB案内窓口|路線バス|神姫バス株式会社
- 最新のルートおよび時刻・運賃はこちらを確認。