山口宇部空港から最寄りの草江駅まで歩いてみる

山口宇部空港は、山口県宇部市にある空港で、本州では最も西に位置している空港である。 新山口駅へはバスで30分ほどで到着できるのだが、空港周辺の歩ける距離に駅があるということで実際に歩いてみた。

空港周辺

タクシー乗り場の横を通り過ぎると、案内の中に「草江駅」の表記がある。そのまま駐車場の横の歩道を進んでいく。

駐車場横のスペースは公園になっており、休日ということもあって子供を連れた家族が多くいた。飛行機型の遊具があるのに加えて、実際の飛行機が比較的間近に見られるので写真撮影にも良さそうな場所である。

道中

空港の出口付近の道路案内板に、草江駅の表記がある。

この写真でも既に奥の方に踏切が見えており、交差点を渡るともう駅に到着してしまった。

実は草江駅までの距離は数百メートル程度であり、空港の駐車場からは400メートルとの案内が出ていた。

駅周辺

駅周辺は普通の住宅街であり、一見すると空港が近くにあるような感じはしない。駅前の看板には空港までのアクセス方法がしっかり記載はされている。

駅舎や看板等の写真を撮っていると、駅近くの地元の方(と思われる方)から「何か珍しいんですか?」と声をかけられたが、「空港の最寄り駅なので…」と答えるしかなく少し気まずい感じになってしまった。そのくらい普通の住宅に囲まれた場所にある駅であった。

草江駅から新山口駅まで移動する

草江駅から乗車する宇部線はワンマン列車での運行のため、乗車時に整理券を取って降りる駅で精算する必要がある。草江駅から新山口駅までの料金は420円で、新山口駅で降りる場合は改札で駅員さんに整理券と運賃を渡せば良い。所要時間は40分程度。

空港から新山口駅までのバスは料金が910円で所要時間が30分のため、費用面では電車の方に分がある。ただし、バスの時刻表は飛行機のダイヤに合わせて時刻が設定されているという大きなメリットがある。電車の本数は1時間に1本程度なので、利用する場合は事前に時刻表を確認しておく必要があると言えそうである。

まとめ

空港から徒歩数分程度の場所に位置しているため、大きめの荷物を持っていても利用できるような距離感であった。空港にはレストランもあり、草江駅まで電車で移動して空港で時間を潰す、というパターンで利用するのも良さそうに思う。