Windowsで外付けディスクをCドライブ配下で見えるようにしたい

概要

Windowsで、Cドライブの容量がいっぱいになってきたときに、外付けHDDやUSBメモリでCドライブの容量を増やしたい。

そもそも

Windowsでは、物理的に異なるドライブを一つとして扱うことができない。 そのため、外付けディスクはCドライブと同じドライブとして扱うことはできないため、Cドライブの容量を増やすために使うことはできない。

ただ、「Cドライブ配下にフォルダを作り、その中身を外付けディスクに置く」と設定することはできる。 この方法で作ったフォルダに、Cドライブ配下のファイルを移すことで、疑似的にではあるがCドライブの容量を増やすことができる。

やり方

今回はDドライブとして認識されている外付けディスクを、Cドライブ配下の"Data"フォルダとして扱えるように設定する。

「コンピュータの管理」を開く。 f:id:gumfum:20210211183742p:plain

左側メニューから「ディスクの管理」を選択する。 f:id:gumfum:20210211184002p:plain

対象のディスクを選び、「ドライブ文字とパスの変更」を選択する。 f:id:gumfum:20210211184242p:plain

「追加」を選択する。 f:id:gumfum:20210211184539p:plain

「参照」を選択する。 f:id:gumfum:20210211190040p:plain

Cドライブを選び、新しいフォルダを作るか、既存のフォルダを選択する。今回は、"Data"という名前のフォルダを作成する。 f:id:gumfum:20210211190156p:plain

「OK」を押す。ここまでで設定は完了。 f:id:gumfum:20210211192054p:plain

このようになる。ショートカットのような感じで、Cドライブ直下から外付けディスクにアクセスできるようになった。 f:id:gumfum:20210211194122p:plain

あとは、動かせるデータをこのフォルダに移動させることで、Cドライブそのものの容量を削減することができる。
データの移動前。Cドライブの容量は拡張されていない。 f:id:gumfum:20210211222919p:plain

データの移動後は、Cドライブの空き容量が増え、Dドライブにデータが移っていることが確認できる。 f:id:gumfum:20210211222933p:plain