概要
Windowsで、Cドライブの容量がいっぱいになってきたときに、外付けHDDやUSBメモリでCドライブの容量を増やしたい。
そもそも
Windowsでは、物理的に異なるドライブを一つとして扱うことができない。 そのため、外付けディスクはCドライブと同じドライブとして扱うことはできないため、Cドライブの容量を増やすために使うことはできない。
ただ、「Cドライブ配下にフォルダを作り、その中身を外付けディスクに置く」と設定することはできる。 この方法で作ったフォルダに、Cドライブ配下のファイルを移すことで、疑似的にではあるがCドライブの容量を増やすことができる。
やり方
今回はDドライブとして認識されている外付けディスクを、Cドライブ配下の"Data"フォルダとして扱えるように設定する。
「コンピュータの管理」を開く。
左側メニューから「ディスクの管理」を選択する。
対象のディスクを選び、「ドライブ文字とパスの変更」を選択する。
「追加」を選択する。
「参照」を選択する。
Cドライブを選び、新しいフォルダを作るか、既存のフォルダを選択する。今回は、"Data"という名前のフォルダを作成する。
「OK」を押す。ここまでで設定は完了。
このようになる。ショートカットのような感じで、Cドライブ直下から外付けディスクにアクセスできるようになった。
あとは、動かせるデータをこのフォルダに移動させることで、Cドライブそのものの容量を削減することができる。
データの移動前。Cドライブの容量は拡張されていない。
データの移動後は、Cドライブの空き容量が増え、Dドライブにデータが移っていることが確認できる。